LINE Dev Day2018に参加してきました

はじめに

はじめましての方もいると思うので、LINE API Expertのしげるです。 LINE Dev Dayに参加してきました。 LINE API Expertが集まるセッションがあったので、他のセッションとも合わせて軽くお話ししたいと思います。

参加したセッション

  • 10:40-11:40 Key Note: "Next LINE" LINEが創る新たな世界
  • 11:50-12:25 実演:LINE API新機能の総まとめ&新機能全部入りのchat botデモンストレーション
  • 12:25-13:05 [Expert Only]CTO Round TableAPI Expertの皆さんから直接質問を頂戴し、弊社CTOが答える
  • CafeにてLTを見ていました。
  • 15:00-15:35 フロントエンド開発によって進化するLINEの未来
  • 15:50-16:25 Efficient And Invincible Big Data Platform In LINE
  • 16:40-17:15 [Expert Only]Speakers(Nakajima,Jirawat,Takaku)を招いてSessionに関連する議論
  • 18:40- 懇親会

参加した中で興味を持ったLT/セッションについてまとめます。 また、Expert Onlyのセッションについてもまとめます。

実演:LINE API新機能の総まとめ&新機能全部入りのchat botデモンストレーション

このセッションでは主に福岡市さんと協力で進めている粗大ゴミ回収botを例に挙げ、今までリリースしてきた。Messaging API, LINE Pay, Beacon, LIFFなどの話を振り返りました。

自分の中でこのセッションの中で一番興味深かったのはLINEの人が考えるFlex MessageとTemplate Messageのボタンの考え方で、これからはPC/Mobileに対応しているFlex Messageを利用して行くべきだと言う話が面白かったです。

フロントエンド開発によって進化するLINEの未来

自分がもう一つ衝撃を受けたのはLINEはハイブリットアプリで、一部はフロントサイドの開発チームが開発してるという話でした。 具体的にはスタンプを販売しているLINE Shop。LINE マンガなど普段利用している部分で、驚きを隠せませんでした。 ひょこっと見たLT(LINEサービスの管理画面でUIを標準化するには?)で管理画面のフロントサイドの内製の話を聞いていたのですが、実際私たちの使うUIの部分もフロントの技術が利用されているのは驚きでした。

しかも、利用している技術は bootstrap と Vue すごいみじかな物を使っている!!親近感!!という感じでした。

Expert Onlyのセッション

平日に開催されていることもあり、Expertセッションへの参加者は海外からの招待メンバーが多かったです。特に台湾・タイ・インドネシアからのメンバーが多く全体では20名弱のメンバーが揃いました。ExpertセッションはCTOのイビンさんへ質問するセッションと登壇者へ質問するセッションの2つでした。短い時間の中でしたが、それぞれのメンバーが考えてきた質問で色々なお話しが聞けたので得るものが多かったです。

イビンさんとのセッションでは、主に各国のAPIの公開状況・法的な縛り・開発状況などがわかりました。LINE先進国としての日本はCEK、ドキュメントの量、コミュニティの大きさなど非常に恵まれており、他の国のメンバーを応援したくなりました。

Speakersセッションでは、Beaconについての話。LIFFのデバッグについての話。2019年にリリースされるAndroid/iOSSDKの話が挙がっていました。 LIFFのデバッグ方法については、スマホからでないとデバッグできないという問題が上がっていたのですが、「vConsoleというツールを使うとデバッグできるよ!」という話が上がっていたので、近日中に調べて、blogかqiitaにまとめます。 Android/iOSSDKの話は、2Fのポスターセッションで2019年にさらに色々な情報がSDKで扱えるから便利!!という話を聞いたけどBot/LIFFは置いていかれないのか?ということが議論されていました。プライバシー的な問題があるけど、考えておくね!という結論になったので、またBOT/LIFFの幅が広がるのではないかと楽しみにしています。

行ってみて感想

初めてLINEの大きなカンファレンスに参加しました。行ってみた感想は率直にすごい!ということです。 平日で来れる人は少ないはずなのに、どの会場も満員で、プラットフォームとしてのLINEが成功しているんだなーと感じました。 Dev Dayでは、LINEの開発者もLINEを利用している開発者も揃い学ぶ姿勢というのがこれからもLINEをさらに加速させて行く期待感を感じました。 また、各国のExpert達のこれからLINEを普及させて行くぞ!という熱意はぜひお手伝いしたいし、できることは協力したいと思いました。

自分もまだまだPushし足りない部分があると思うので、いろんなことを学んで発信していきたいと思いました。